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デジタル日野気象台
落雷の計測
 従来からデジタル日野気象台では、1-Wireによる雷センサがありました。これは雷の放電電波を受信し、その回数をカウントする簡単なもので、雷の強さや距離はわかりませんでした。AS3935というLSIをつかった雷センサを新たに自作しましたので、これによる落雷状況(落雷回数と、距離)を、グラフ化します。
 このLSIは、AustrianMicroSystem社の製品です。どのようなアルゴリズムによって距離を求めているのかは、データシートや解説論文を 見ても公表されていませんがFranklin社の長年の雷研究の成果が詰まっていると言います。以下は私の想像です。 すなわち、雷の放電によって放出される電波は、急峻なパルスのため広い範囲の周波数分布スペクトラムを持っています。それが遠くに伝搬するに従い空間の キャパシタにより波形はなまり、周波数分布のパターンが変わっていきます。おそらくその入力の信号を狭帯域フィルタにかけ、周波数分布の距離ごとのパター ンを比較することにより、距離を推定しているのではないかと思われます。
 半信半疑でしたが、実際の雷があった日のデータをみると、他のサイトとよく一致しています。小さなLSIで雷までの 距離がわかり、画期的なことです。
 雷センサーの詳細はこちら


直近の落雷 (1日4回以上)


昨年の落雷 (1日4回以上)
ダイアリーのページにはほかの測定データと共に示します。